スーパーフードとして注目を集めてきているオランダ水がらしの「クレソン」はいつが旬なのでしょうか?
美味しく食べれる時期や、主に生産しているエリアや生産量などを今回は解説していきたいと思います♪

美味しく食べれる旬な時期はいつ?


クレソンが美味しく食べれる旬な時期は、天然か農家などが栽培しているもので変わってきます。

スーパーや農協、道の駅など市場で売られているクレソンは1年安定的に出荷されており、味も殆ど変わらないのでいつ購入しても美味しく召し上がれます。
天然のクレソンの場合は3月~5月が収穫期にあたります。
理由は柔らかく葉の色も綺麗だからです。

6月も中旬になってくると茎が硬く太くなってくるので不味くなってきます。
9月頃までであれば葉のほうが食べれる所があるかもしれませんが、黄色くなったり枯れてきた場合は食べないほうがいいでしょう。

表でまとめると以下の通りです。

クレソン 天然 栽培
1月 ×
2月
3月
4月
5月
6月
7月 ×
8月 ×
9月 ×
10月 ×
11月 ×
12月 ×

生産地と生産量


クレソンの生産地と生産量は、農林水産省が出している平成26年産地域特産野菜生産状況によると、下記の通りになります。

市区町村 収穫量(t)
山梨 284
栃木 275
和歌山 36
大分 32
徳島 18
神奈川 13
愛知 13
群馬 12
岐阜 8
静岡 8
大阪 6
北海道 5
長野 3
茨城 2
岡山 2
岩手 1
兵庫 1
島根 1
福岡 1
長崎 1
埼玉 0
広島 0
熊本 0
鹿児島 0

0というのは生産はしているけど1tに満たないという意味で、上記に記載されていない都道府県は生産を行っておりません。
こうみると山梨と栃木が圧倒的ですよね。

山梨と栃木は毎年たくさんのクレソンを出荷しています。
全体的に過去と比べて生産量は減ってきていますが、26年に放送されたTVなどによる影響によって品薄状態になる事も地域によってはあるので、今後また増えていくでしょう。

まとめ


という事で、クレソンをもしスーパーなど市場で購入している場合は旬は気にせず買ってOKです。
天然の自生したクレソンを収穫する場合は時期はもちろんの事、寄生虫や害虫に気をつけて食べるようにしましょう。

きれいな水に生えてたからといって、きれいなクレソンとは限りません。
クレソンはどんな所でも育ちますし、どんな所でも寄生虫や害虫はつきます。

十分、取扱には注意して召し上がるようにしてくださいね。